近々、大学の卒業式があるためそれまでに歯の隙間を埋めたい。
Before
After
患者様プロフィール
20代 女性
疾患 上顎前歯部正中離開
施術内容 ダイレクトボンディング
治療期間 2日(1.5時間) 費用 7万円(税込)
※費用は当時の金額となります。
治療期間 2日(1.5時間)
費用 7万円(税込)
※費用は当時の金額となります。
状況
1年ぶりに歯医者にで治療を受ける。Webサイトにてダイレクトボンディング治療について知った。
治療前
歯間空隙(歯と歯の隙間)の一番大きな部分で幅が4㎜程度認められました。上顎左側切歯切縁部(左上の前歯の先端)がかけているのと、古いコンポジットレジンが詰めてあり変色していました。治療前の口腔内の見た目の印象は3㎜の歯間空隙が黒く見え、顔貌が少し緩んだイメージに見えました。
メリット
歯を削らずに1日で、コンポジットレジン(セラミックスの微細粒子と光をあてると硬化する合成樹脂→レジン、とを混合して作られた材料)を歯と強く接着することができます。また自分の歯の色とコンポジットレジンの色を調和させることができるため、自然な見た目に仕上げることができます。被せ物の治療のように型取りをする必要もないため、治療回数も1回で終わらせることもできます。
治療のリスク・副作用
色の濃い食べ物や飲み物を日常的に嗜好して飲食をする場合、自分の歯とコンポジットレジンの着色の仕方に差が生じ、特に歯とコンポジットレジンの接着している境目に着色が生じる場合があります。また金属やセラミックスに比べて強度は低く、破折や摩耗の可能性があるため、歯科医院での定期的な確認や調整をお勧めいたします。
治療後
治療前に口腔内に認められた歯間空隙による隙間の黒さがなくなり、顔貌が凛としたイメージに見えました。上顎左側切歯切縁部(左上の前歯の先端)がかけているのと、古いコンポジットレジンの変色のやり直しを患者様が希望されなかったため、歯間空隙を埋めるだけの治療となりました。
この症例の担当医師
多保 絵美
経歴
2000年 愛媛県立今治西高等学校卒業
2002年 日本歯科大学生命歯学部入学
2008年 日本歯科大学生命歯学部卒業
2009年 研修医制度終了
2010年 中平歯科医院勤務
2013年 東京銀座歯科勤務